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「都市生活者の農ある暮らし」勉強会&マルシェ開催のご報告

4月6日、当社渋谷本社ビルにて、一般社団法人日本SDGs農業協会との共催で、勉強会「食べることは生きること-都市生活者の農ある暮らし-」および「富ヶ谷オーガニック・マルシェ」を開催しました。

 

本企画は、当社が提唱する健康哲学の一つ「バランスの取れた食生活」の啓発を目的とし、食に関する正しい知識を深めながら、農業生産者とのつながりを育み、日々の食卓を彩る食材選びを楽しむ新たな体験を提供するものです。

 

勉強会では、雑誌「野菜だより」編集長の島田忠重氏が、「都市生活者の農ある暮らし」をテーマに、全国の家庭菜園家・育種家・農家のノウハウをもとに、ご家族で楽しめる有機栽培や自然栽培のやり方を特別講義しました。

 

5月の連休頃に栽培の最適期を迎える夏野菜の代名詞であるトマトとナスを例に取り、「トマトの原産地は南米アンデス高地。乾燥した厳しい環境にいたから、葉や茎の産毛で夜露を吸収し、水を得ていた。一方で、ナスの原産地はインド。高温多湿の肥沃なところで育った。だから、同じ夏野菜でも育て方は異なる。トマトは水や肥料のやりすぎはダメだが、逆にナスは肥料を多く与えたほうが育つ」として、それぞれの野菜に合った育て方を伝授しました。

 

最後に、「街で暮らし、土を耕し、種をまくこと」の意味として、「有機栽培や自然栽培を通じて安心野菜を部分自給し、生活防衛にもつながるし、そうした動きが農業者の応援にもなる。少耕起の自然栽培は年齢を重ねても楽しめ、心と体の健康や幸せ、そして新たな学びや家族・コミュニティづくりにもつながるはず。種を守り、野菜を食べることそのものが文化をつなぎ、命を守ることにつながる」と、野菜づくりの魅力を語りました。

 

株式会社白寿生科学研究所は、人生100年時代の健康産業のリーディングカンパニーを目指し、これからもセルフケアの重要性を啓発するとともに、本社ビルを拠点とした健康情報の発信強化に努めてまいります。

 

なお、本イベントは全4回にわたって開催される予定です。
※次回開催は5月18日(日)、6月15日(日)を予定しています。