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「Sleep Medicine誌」東洋大学大学院 共同研究論文掲載のお知らせ

「Sleep Medicine誌」に東洋大学大学院と弊社の共同研究論文が掲載されました。

 

東洋大学大学院学際・融合科学研究所 加治佐平准教授よりコメント。

「今回、白寿生科学研究所さまと、東洋大学陸上部さまのご協力を得て、睡眠中の血糖変動と心拍変動モニタリングを行いました。実験結果より、血糖変動と心拍変動が相関することを証明しました。これによって、血糖値がご飯を食べて上がる下がるという以外に、ストレスや自律神経活動まで可視化できる可能性が出てきました。アスリートにおいては、試合本番前の睡眠で、緊張や興奮から、交感神経優位になっていたり、サウナにはいると副交感神経優位に、質の良い睡眠が得られることを示す現象も観察されました。今後は、睡眠習慣に何が効果があり、どう変化したのかが血糖値から見える化できる可能性が示唆されました。改めて、共同研究を行った白寿生科学研究所さまと東洋大学陸上部さまに感謝申し上げます。」

 

株式会社白寿生科学研究所は今後も大学・研究機関と連携し、健康寿命延伸に資する研究活動を進めて参ります。

 

論文情報:

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1389945723004641

Taira Kajisa, Toshiya Kuroi, Hiroyuki Hara, Toshiyuki Sakai.
“Correlation analysis of heart rate variations and glucose fluctuations during sleep”
Sleep Medicine Volume 113 January 2024, Pages 180-187.